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くだらないよ!

フランス旅行記7日目&8日目 ~パリで美術を満喫→帰国~

あけましておめでとうございます。2017年の旅行記なのに2019年になってしまいました。今回でフランス旅行記は一応終わりとなりますが、続編(予定)の台湾旅行記が控えていますのでよろしくお願いいたします。

2017年5月7日(日)

さて、フランス滞在最終日です。今夜パリを発ち、日本に着くのは翌日ですので、帰国日は8日目としてカウントすることにします。

ホテルをチェックアウトし、荷物だけ預け、繰り出します。

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まずはオルセー美術館から。

ここはかつてオルセー駅だった建物で、今でもその名残が随所に見られます。

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一番観たかった「笛を吹く少年」(マネ)を目指して印象派のフロア・5階へ。

ところが、全然見当たりません。座っていた学芸員さんに仕方なく尋ねてみると……

ぶ「マネの『笛を吹く少年』はどこにあるんや」

学「ここには今ないんやで」

ぶ「ほなどこにあるんや」

学「台湾に出張中やで」

ぶ「…………」

ちょうどその時期に台北故宮博物院オルセー美術館展が開かれており、どうやらそちらに行ってしまっていたようです。残念。後日「笛を~」を徳島県大塚国際美術館で観ることになるのはまた別のお話。

さて、オルセー美術館には世界的に有名な絵画が数多くありますが、その一部を紹介します。

 

ムーラン・ド・ラ・ギャレット」(ルノワール

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「自画像 (F627, 1889年)」(ゴッホ

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オランピア」(マネ)

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オペラ座のオーケストラ」(ドガ

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「玉ねぎのある静物」(セザンヌ

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まだまだたくさんありました。ここはまた行きたいですね。皆さんもパリを訪れる機会があれば是非行ってみてください。

 

オルセー美術館を満喫したところでちょうどお昼に。すぐ裏にあるお店でランチです。

店の名前を失念してしまったのですが、調べてみたところどうやら「Tabac d'Orsay」という店っぽい(たぶん)です。違ったら教えてください。

ステーキを頂きました。食後、ウェイターに「デセールはどうか?デセールどうする?」と聞かれたのですがデセールが何かなにかわかりません。困ってメニューを見てるとDessertの文字が!なるほどフランス語読みすると確かにデセールになります。デザートタルトタタンにしてみました。名前だけは聞いたことありましたが実際に食べるのは初めてです。

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うまい。さすが美食の国・フランスですね。その辺の店に入って何を頼んでもだいたいうまい。特にデセールはクオリティが高くて驚きます。

お腹が満たされたところでルーブル美術館へ。しかし、簡単には入館できません。この日、2017年5月7日といえばフランス大統領選挙の決戦投票日。勝者演説のステージ設営のため、地上部分は立ち入り禁止になっていました。

 

偶然居合わせた日本人の親子と話したりしながら、地下入り口から入れることを確認。ピラミッド地下にてカメラマンをお願いしたりしてしまいました。

ちなみに私は中央で、両脇は一緒に旅行をした先輩方です。先輩方はパリ2度目なので全部任せきりでしたが、やはり一度訪れたことがある人との旅行は安心感が違いますね。

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 ここでいったん解散。先輩方はポンピドゥー・センターに行きました。僕は一人でルーブル美術館を堪能します。

とりあえずモナ・リザを見に行きます。道中にサモトラケのニケがありました。

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そして看板に沿って進んでいくと……

ありました。

 

モナ・リザ」(レオナルド・ダ・ヴィンチ

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ノルマ達成です。

他にも数々の名画が……

 

「読書する二人の少女(La Lecture)」(ルノワール

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「マラーの死」(ジャック=ルイ・ダヴィッド)

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「グランド・オダリスク」(ドミニク・アングル)

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他にも数えきれないほどの名画がありましたが、紹介しきれないので割愛します。ぜひいつか訪れてみてください!

上からのピラミッドの様子。

 

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フランスの王宮に伝わる調度品の数々。豪華ですね。

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さて、名残惜しいですがそろそろ宿に戻って荷物をピックアップして空港に向かわなければなりません。

歩いて駅に向かいます。途中で日本料理屋さんを見つけたので写真だけ。次回は挑戦してみたさもあります。f:id:Bunchan_Flute:20190121161609j:plain

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ルーブル美術館近くのルーブル・リヴォリ駅(Louvre-Rivoli)には彫刻のレプリカたちが並びます。

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ホテルで荷物をピックアップし、近くのお菓子屋さんへ。

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メトロのオペラ駅の地下からRER(フランス国鉄オーベール駅(Auber)に行き、電車でシャルル・ド・ゴール空港へ向かいます。

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しかしここでトラブルが。日本のJRの場合、乗降が終わるまで発車を待ってくれるものですが、フランス国鉄の場合、乗車列が続いていても時間が来たら容赦なくドアが閉まり、発車してしまいます。私たち3人組の場合は1人が乗り込んだところで無情にもドアが閉まり発車。2人はホームに取り残されてしまいましたが、無事空港で合流することができました。やはり旅にはハプニングがつきものですね。

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NH216 CDG-HND B787-9 (JA836A)

クタクタです。

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機内食を食べたら知らない間にグッスリ。しっかりスヤスヤ眠りまして、気づいたら朝食でした。

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2017年5月8日(月)

ということで日本に到着したのは月曜の夕方。一気にワープしました。

羽田に到着し、軽くお茶をしたところで解散。

私は乗り継ぎのため国内線の第2ターミナルへ。不足していた出汁を摂取。五臓六腑にしみわたります。やはり日本人として出汁は欠かせませんね。

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ようやく岡山に帰ります。長かった……

当初は新幹線で帰る予定でしたが、品川駅まで行く元気はなくなると判断し、乗り継ぎの飛行機は急遽マルセイユから予約しました。

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ANA657 HND-OKJ B737-800(JA58AN)

B737-800に乗るのはこれが初めてだったような気がします。席はもちろん非常口座席。足元が非常に広く、3-3のナローボディ機ではありますが快適に過ごせます。

 

さて、長かったフランスの旅もついに終わりを迎えました。また、備忘録も兼ねてのブログですので、記事も非常に長いものとなってしまいました。読んでくださった皆様、ありがとうございました。

さて、次回からは2018年3月に行った台湾旅行記を書いていこうと思います。またよろしくお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

では、また……