フランス旅行記6日目 ~パリで音楽を満喫~
2017年5月6日(土)
さて、今日は一日パリ観光デーです。まずはホテルで朝食。
パンがうまい!あと生ハムも朝食バイキングに!!普段なかなか生ハムを、しかもムシャムシャ食べ放題する機会はないのでここぞとばかりに食べておきました。
今日もメトロでお出かけです。パリの地下鉄には1日乗り放題チケットがあり、ゾーン1から3まで乗れる(あまり遠くに行かなければこれで十分)26歳以下のユースチケットで1日5~600円程度です。お得。Opéra駅からEurope駅まで3号線で向かいます。
車内にはオシャレな光の柱が!また車内の路線図?進行表?はライトが光って親切設計ですね。
到着。La Flute de Pan(パンの笛)という楽譜屋さんです。同名の店舗が近くに3つあり、それぞれ弦楽器・木管楽器、金管楽器・打楽器・ジャズ等、ピアノ・オルガン・声楽等の楽譜を扱っています。
木管男子3人での旅なのでもちろん木管楽器のコーナーをじっくりと。木管五重奏団Stellaで使えそうな楽譜や個人的に欲しい楽譜などいろいろと購入しました。
Suite for Flute and Jazz Piano Trio - Claude Bolling / Jean-Pierre Rampal
これはずっとほしかった楽譜です。フランスの楽譜→パリに行けば売っとるやろ!の精神でしたが無事ありました。
Improvisation for Flute - Andy McGhee
これは1冊目を買ったJAZZ部門を扱う店舗にて何か役に立ちそうなので買いました。
Vegetable Suite - Graham Powning
これはピアノとフルートの楽譜です。おもしろそうで、何かに使えないかと思い買いました。だれかいつかやりましょう!
この辺りは音大の近くということで楽器屋や楽譜屋がたくさんありました。
徒歩でメトロ2号線のRome(ローム)駅というイタリアみたいな駅へ向かい地下鉄に乗り、Stalingrad(スターリングラード)駅というロシアみたいな駅で5号線に乗り換え、Porte de Pantin(ポルト・ド・パンタン)駅へ向かいます。
Musée de la Musique(楽器博物館)へ行きます。
隣には「コンセルヴァトワール」として知られるパリ国立高等音楽・舞踊学校が!
楽器博物館にはセルパンやオクトバス、テルミンなどの珍しい楽器も展示されていました。テルミンは体験もできます。
ここでも受付のお姉さんが少し日本語をしゃべっていました。すごい。
姉「日本語のイヤホンガイドはないけど中国語ならある、どうする?」
僕「や、英語でいいでつ✋」
他にもいろいろありましたが割愛。腹が減ったので飯を食う。
Chez Arnaud(読み方わからん)というピザ屋さん。アメリカ等の映画や音楽のスターの名のついたピザが色々とありました。この巨大ピザを1人1枚注文する失態。腹がはちきれるほどの満腹になってしまいましたが美味しかったのでOK。
ごちそうさまでした。
夜まで時間があるので、ちょっとうろうろします。
前日に「パリ・ミュージアム・パス」という、パリじゅうの美術館等の施設の入場券が一つになったものを購入していました。2日券で48ユーロ、日本円で6000円ちょいです。日本でも買えるようですが現地の観光案内所や売店で購入するほうが割安だと思います。
パリの地下鉄は駅によって、近くの施設や駅名に基づいた(?)デザインを色々見ることができます。
まずはポンピドゥー・センター。
着いたけど行列がすごいので今日はやめます。
次。
ルーブル美術館とオルセー美術館。ここもすごい人なので明日来ることにします。
そしてたまたま渡ったこの橋、
レオポール・セダール・サンゴール橋です。愛の南京錠といえばポンデザール(芸術橋)が有名ですが、南京錠の重さで橋が危ないということで今はポンデザールの南京錠は禁止になっていて、その代わりにこちらの橋が南京錠の橋になっているということです。
ここでちょっとおまけ。
パリにははとバスならぬバトバスが走っていたり(こちらは船のバスですが)
JAZZ研民にはおなじみのストラスブール・サン・ドニがあったり……(JAZZの有名な曲名になっている)
スーパーで日本食を発見したり……
まだまだありますがまた今度。
では本題に戻ります。そろそろいい時間なのでオペラ座(ガルニエ宮)に戻ります。
そういえばパリ地下鉄にはいろんなタイプの車両がありますが、そのうち押しボタンで開けるタイプのものがあります。日本の押しボタンタイプの車両のドアは完全に電車が停止してからでないと作動しませんが、パリのは一味違います。
完全に止まる前にドアが開いちゃいます。
Opéra駅に到着、近くのカフェでおコーヒーをしていざガルニエ。
ロビーの様子。すごい……
かっこいい!(小並感)
プログラムを買っていよいよ中へ。
係の人に案内してもらい、扉の鍵を開けてもらいます。
わーーーーーー!!!!!!!
シャガールの天井画!!!!
本日のプログラム(いずれもM.ラヴェル作曲)
●ピアノ協奏曲ト長調
●ラ・ヴァルス(管弦楽版)
●ボレロ
演奏:パリ国立歌劇場管弦楽団 指揮:マキシム・パスカル(Maxime Pascal)
バレエ:パリ国立オペラ座バレエ
すごかった~~~~~~~~
フランスでフランス人の曲を聴く、なんと贅沢なこと!
この感動は文字では伝えられないので皆さんぜひパリへ行って観て・聴いてみてください。飛行機代出してくれたらガイドしますので!
オーボエには日本人の方もいらっしゃいました。プログラムの名簿を見るとアジア系の人もチラホラいるみたいですね。
余韻冷めやらぬ中帰ホテル。
前回の記事で部屋紹介を忘れていましたので紹介します。ベッドが3つの3人部屋です。
そんなに広くはないですが、快適に過ごすことができました。
さて、明日はいよいよ帰国日ですが、まだまだ行くところがあります。
それではまた。